イランでは金曜日が休日にあたるため、木曜の午後から金曜日は両替所が閉まってしまいます。
私はこの日、お金が足りないことに気づきました。
イランでは旅行者がATMでお金を引き出すことや、カード決算は一切できません。
「やばい、なんとか両替出来ないだろうか。」
シーラーズの両替所は地図を見るとshohada広場の近くsaadi通りにいくつか集中しています。
ひとまず行ってみると案の定、すべて閉まっている…。
しかし、この周辺には個人的に両替を持ちかけてくるいわゆる闇両替商がたくさんいるのです。
騙されたりトラブルの元になることもあるのでガイドブックなどでは基本的に利用しないよう呼びかけられている闇両替ですが、闇両替の方がレートがお得な場合もあったりします。
信用は出来ないものの、しょうがないので声をかけてきた一人に両替を頼んでみることに。
25ドルUSDの両替で約3,100,000リアルIRR。
イランは桁が多過ぎる。
こんな桁に慣れてないからこれが正当なのか計算出来ないのだけど、悪いレートでは無いように思うのですが…。
しかし、これで終わらなかった!
両替商がさらに25ドルを要求してくる。
なんだ?手数料?ちょっと意味がわからない…。
拒否し続けてその場をしのいだものの、お店が開いている日にお店でやるのがレートが悪くても安全ではあると思います。
また、現在はアメリカからの経済制裁真っ只中で自国通貨リアルの下落とドル高が起きているため、てっきりドルを欲しがる人が多いのかと思いきや、ユーロを欲しがる人の方が多かったです。
宿もユーロで支払えたし、ドルじゃなくでユーロで持って来ればよかったな。
しかし、イランリアルは本当に分かりづらい…。

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