今年の旅のスタートは、「謎の大国、ロシア」ということで、ロシアビザを個人で取得します。
やることが多くて面倒なロシアビザの取得ですが、この手順通りに淡々とやっていけば大したことはありません。
30日間の観光ビザを個人で取得したい方向けの情報となっておりますが、その手順をすべて解説いたします。
ロシア観光ビザについて
ロシア観光には必ずビザが必要です。
私は一人旅なので、代行サービスには頼らず個人手配でビザを取得していきます。
ロシア観光ビザの種類
観光ビザにはシングルビザとダブルビザの2種類があります。
シングルビザ(1回のみ入国) | 有効期限30日 |
ダブルビザ(入国して出国後、再び入国) | 有効期限30日 |
今回はシングルビザを取得しますが、どちらも有効期限は30日です。
申請から受取までの期間・料金は?
ビザ自体の料金は4,600円でした。それプラス、申請から受取までの期間によって追加料金があります。11-20営業日待てばここは無料です!
11-20営業日 | 無料 |
4-10営業日 | 4,000円 |
1-3営業日 | 10,000円 |
料金の支払いはVISAかMASTERまたは現金(円)でのお支払いになります。
ロシアビザ取得に必要なもの
ロシアビザ取得に必要なものはこの5つだけ!
パスポート原本(有効残存期間6ヶ月以上、空白2ページ以上) |
バウチャー(約1,600円) |
ビザ申請書 |
顔写真1枚(4.5х3.5cm) |
ビザ代(4,600円) |
これらをどうやって集めるか?順番に解説していきます。
ロシアビザ取得の流れ
ビザ取得までの大まかな流れは以下の通りです。
バウチャーの取得
バウチャーとは、どこに何日滞在するのかが書かれた旅程確認書です。
通常なら旅行会社から発行されるのですが、個人の場合はTravelRussiaのサイトにアクセスし、通称「空バウチャー」と呼ばれるものを購入しましょう。
こちらがサイト画面。まずは言語を「英語」、通貨を「ルーブル」に変えて、「TOURIST INVITATION」をクリック。

バウチャー料金は899ルーブル(約1,600円)。通貨はユーロではなくルーブルにすると100円程度安くなります。
次のページで「ORDER AN INVITATION」をクリック。
入力画面が出るので、情報を入力していきます。

出国日が決まってない場合は、とりあえず30日後にしておきましょう。滞在都市とホテルは仮でも大丈夫です。
入力したメールアドレス宛に、支払い案内のメールが届くので、リンクをクリックして支払いページへ飛びます。
メールはすぐ届きますが、迷惑メールフォルダに入っている場合もあるのでよく確認しましょう!
リンクをクリックすると注文内容が出るので、確認して「PAY BY CREDIT CARD」をクリック。
クレジットカードの入力画面が出ました。カード情報を入力し、支払いが完了するとすぐに入金確認メールが届きます。
その後、バウチャーのリンクのついたメールが送られてくるので、それをダウンロード&プリントしてバウチャーの取得は完了です。

バウチャーのメールは大体半日後に届くようです。私の場合は3時間後にメールが来ました。
クレジットの支払いエラーになった場合の対処法
クレジットカードの情報を入力して支払い完了のはずが、支払いエラーになってしまった!カードを変更してもそれもだめ…。そんな場合はブラウザの問題かも。
「Safari」から「Google Chrome」に変えて再びやってみると無事支払いが出来ました◎
ビザ申請書の記入
ビザ申請書は、ロシア連邦外務省領事局査証専用サイトから取得しオンラインで作成します。
申請書は日本語でのガイドあるのでサクサク進みます。
パスワードは自分で好きなものを設定しましょう。
旅行目的については、特別なものでない限り「観光→観光→普通観光」でOKです。
ここからバウチャーで取得した情報を入力していきます。
あとは、「連絡先その他の情報」「申請請求先と日付」を入力していけば申請用紙が作成されますので、データを自分のメアド宛に送り、プリントして完了です。

私はファミリーマートでプリントしました。
ビザ申請事前予約
2019年6月3日から、ビザの申請の際には事前予約が必要となりました。
ロシアビザセンターのページから訪問日を予約していきます。
無事予約が出来たら、入力したメールアドレスに予約確認メールが届きますので完了です!

お疲れ様でした!以上です、個人的には出発日まで余裕を持って予約するのがお勧めです。
郊外にお住まいの方などは、郵送での書類提出も可能な郵送サービスをご活用ください。
予約した日時までにこれら申請書類を準備して、時間に遅れないよう申請にいきましょう!
ロシアビザセンターでの手続き
予約したロシアビザセンター(Interlink Japan LLC)に向かいます。
ここで申請書類一式を提出します。
もしビザ申請書に記入ミスがあっても、自身で設定したパスワードさえ覚えていればビザセンターのパソコンで書き直しとプリントまでできます。
所要時間は混雑状況にもよりますが一人15分程度です。
まとめ
ぱっと見「うわ、めんどくさ!」と思うロシアビザの取得ですが、やってみると意外に大したことはないので安心して挑戦してみましょう。
謎の大国があなたを待ってるよ…!
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