今回はスロベニアのコペルという街にやって来ました。
前回のザグレブでは物価が高すぎて(といっても日本くらいなのだけど)お金を使いすぎたという罪悪感に駆られたせいなのか唐突に思った。
「キャンプをしよう。」
そう思い立った今、この思いが冷めないうちにやるしかない!
私はスロベニアで初めてのソロキャンプを決行するのでした。
スロベニアでソロキャンプ決行
コペルに到着したのは19時だったのですが、すぐさまこっちでのニトリのような家具・生活雑貨店である「JYSK」にて15ユーロ(約1,840円)の安いテントを購入。
スーパーで食料も調達して、いざ寝場所を探します。19時半はまだ明るいけど急がねば。
ちょっとワクワクする。
いい感じの河川敷を見つけたのですが、そこは自然保護区らしく「キャンプ不可」の標識が、残念。
知らない土地で寝場所を探すのって結構難しいんだなと思いつつ、時刻は20時、そろそろ暗くなってくるし急がないと…。
あてもなく歩いていると橋の下に良さげなスペースを発見、疲れたし暗くなってきたし今夜はもうここでいいや…。
さっそく買ってきたテントを組み立ててみる。
なんせ生まれてこのかたキャンプなんてしたことがなく、テントを触ったこともないし、組み立て方がさっぱり分からない。
全て勢いだけでの行動です。
頑張ってそれっぽくなったのでこれで良しとします。すごくペシャっとしてる…。(もっと丸っこくパンッと張るはずなんだけど。)
寒すぎる!過酷な夜
Wi-Fiも繋がらず、充電もできず、本当に真っ暗な中での一人。
しーん。
でもこの「無」の状態が案外気持ち良いいかも、とテンションが上がってしまって寝れる気がしない。完全に自然に解き放たれた感覚。
それにしてもなんか寒いな…。スロベニアの夜は6月前半でもかなりの寒さ。もはや冬。
キャンプってテントだけで何とかなると思ってたけど、マットレスとか毛布とかいるんだなぁ…。地面が体温を奪っていく…。でもそれ求め出すと荷物増えてかさばるしなぁ…。
ひとまず手持ちの服を全部重ねて着て、小さく縮こまってバックパックを抱きしめる。
乾いた喉を買ってきた桃で補いつつ、(水買ってくるの忘れた。)寒さと戦う。キャンプってこんなだっけ?なんか過酷なんですけど。
寒さで一睡もできないことを覚悟したけど、2時間くらいは寝れました。
朝4時半にはテントをたたみ、することもないのでコペルの海まで歩いて行ってみることに。
私の目に、早朝一番の澄み切った海の色が飛び込んで来ました。
朝の海ってこんな色なんだ…!綺麗!
キャンプをしてみたからこそ出会えた景色です。
まとめ
ずっと昔から心の何処かでやってみたいと思っていたソロキャンプ。
初めてのキャンプ(というか結果的には野宿?)はすごく大雑把で、風邪ひきそうなくらい寒かったけど、心は達成感でいっぱいでした。
好奇心の赴くままに、やりたいと思ったことはやるべき。
テントの立て方はこの後youtubeで調べてちゃんとマスターしました。
反省点としては、
- ワンタッチ式のテントを買えば良かった。
- 死ぬほど寒いので毛布やマットレスが必要。
以上の2点でしょうか。
自然の過酷さと、開放感と、素晴らしい景色があなたを待っています。
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