今回はモンテネグロの港町コトルからボスニア・ヘルツェゴビナの古都モスタルへ長距離バスで移動します。
モスタルはボスニア・ヘルツェゴビナの世界遺産の街なんです。
料金:25ユーロ(約3,037円) ※大きな荷物がある場合別途1ユーロ必要
所要時間:約9時間
出発時刻:11:00/14:00/22:00
コトルからモスタルまでは地図で見るとそんなに遠くないように思えますが、バスは「ポドゴリツァ」と「ニクシチ」を経由する遠回りルートなので結構時間がかかるんです。
コトルのバスステーション
コトルのバスステーションは水色で可愛い建物です。市内中心から徒歩20分くらい。

バスステーションには各行き先への時刻表が張り出されています。このような時刻表すらない国もあるからこれだけでも大変助かる。

私は11:00のバスに乗車、チケットは25ユーロ(約3,037円)。
大きな荷物を預けるのであれば別途1ユーロが必要です。

ご機嫌な乗務員さん
バスには運転手とチケットを回収する乗務員の2人が乗っているのですが 、この乗務員さんがとてもごきげんな様子でした。初対面の乗客のことを「マイフレンド」と呼ぶ。
チケット回収時も鼻歌うたって音楽にノリながら、「さぁモスタルへ出発だ!」とすごい盛り上げてくれて、ただのバス移動を楽しいエンターテイメントに変えてくれる素敵な乗車員さん、車内でも口笛吹いてました。
今日はいい事があったのか、いつもこうなのか、 どちらにしてもこっちまでごきげんになったし約9時間の長距離移動も頑張れそうな気がします。
こんな些細なことでも人をハッピーに出来るんだなと思った。
バスはポドゴリツァに着いたところで、「モスタルに行くならバスを乗り換えて」と言われます。
誘導されるがままさっきよりも大きいバスに乗り換えて再び出発。
バスはニクシチという街の近くにある大きな湖「Slansko Lake」の側を通ったのですが、この辺の景色がめっちゃ良かったです。
トイレ休憩がなくて困る
日本の長距離バスとは違い、バスにトイレが着いていません。
9時間ならトイレ休憩は2回くらいあるかなと思っていましたが、実際はちゃんとしたトイレ休憩というような時間はありません。
各々途中停車したタイミングでささっと行くしかなく、停車時間も駅によってバラバラで分からないので、私は運転手にトイレ行っていいかと申告してから行きました。10分とかでいいからちゃんとトイレ休憩タイムを作って欲しいです。(心配すぎてうかうか水など飲んでられない。)
モスタルのバスターミナル
20:40頃、途中の道が工事中だったせいで予定より1時間ほど遅れてやっとモスタルのバスターミナルに到着です!
モスタルのバスターミナルは鉄道駅と隣接しており、市内まで歩いて15分くらいの近い距離にあるので便利です。
移動時間は長かったけど特別疲れたといった感覚はなく、あのごきげんな乗務員さんのおけげなのかなと思いました。
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