トレチャコフやプーシキンなど大きな美術館がコロナ休館している中で、奇跡的に開館していたアートギャラリー「ツェントル・フォトグラフィイ・イメニ・ブラチエフ・リュミエル」。

長いので通称リュミエルと呼びます。
ここがすごく良かったのと、SNSの使い方が為になったのでご紹介します!
ツェントル・フォトグラフィイ・イメニ・ブラチエフ・リュミエル
入場料:(平日)大人400ルーブル・(休日)大人500ルーブル
月曜定休
公式サイト:http://www.lumiere.ru
どんな展示をしている?
リュミエルは写真を専門とするモスクワで最も古いギャラリーの一つ。1930年時代のソビエトで有名な構成主義者の作品を主に展示しています。
今期の展示は、ロシアアヴァンギャルドの中心的人物アレクサンダー・ロトチェンコと、ロシアのファッション写真家ガイ・ボーディンの企画展が開催されていました。
この何か呼びかけているような女性の写真に見覚えありませんか?この有名な写真を撮った人物こそがアレクサンダー・ロトチェンコです。
ヴィヴィットでシュールな世界観を作るガイ・ボーディン、初めて知りましたが好きです。シュルレアリズムって広告と相性がいいなぁ。
アートブックが充実!
館内のアートブックも充実しています。
置かれているのは写真集やグラフィックデザイン、ロシアアヴァンギャルドに関連した本など。
日本人の写真家、森山大道と荒木経惟の写真集もあり、海外での人気の高さが伺えました。

ロシア人にSHIBARIって知ってる?って聞かれた時はリアクションに困りましたが。
SNSの使い方が上手い!
このアートギャラリーは撮影OKです。
一体なぜなのか?
撮影OKにすることで、お客さんが作品と一緒に写真に撮りSNSにあげる、それを見た人たちが興味を持ち、私も行ってみたい!という流れが生まれます。
実際にお客さんが#lumierecenterのハッシュタグをつけてlnstagramに投稿しているのがこちら。
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作品のポーズを真似たり楽しそう。
このアートギャラリーは現代のSNSのシェアの強みをよく理解しているなと思いました。
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