ブダペストの宿で閉じ込められるという悲劇

旅の小話

 

ブダペストの宿にて、一時的に閉じ込められるという、まるでコントのような事件が発生しました…。

 

今回泊まったのはブダペストのなかでも一番安く、一泊650円くらいで泊まれるドミトリーの宿。

 

部屋自体の数は多く、私はベッド8台の部屋に入る事になりました。

 

ヨーロッパはエアコン普及率が低く、エアコンが無くて暑いな…と思ったものの、気を利かせたスタッフが扇風機を持ってきてくれてちょっと快適になりました◎

 

でも私にはもう一つ気になる事が、

 

部屋のドアが閉まらない…。

 

ドアのフックが壊れているようで、閉めても閉めても勝手に開くドア。

 

風でドアがパタパタ動くのが気になるし、廊下から部屋の中が丸見えでセキュリティ大丈夫?と思いながらも、初日はこの状態のまま就寝。

 

次の日、同じ部屋の人達が退室して部屋は私一人に。

 

…やっぱりドアがどうしても気になる!閉めたい!

 

何とかしようと、フックを指で引っ込ませながら閉めてみた。

 

これが悲劇への始まりである。

 

ドアは無事閉まって、やった!と喜んだのもつかの間、今度はドアを開けられない!

 

何度もドアノブをかちゃかちゃしても反応なし。

 

どうやら自らを閉じ込めてしまったようです…。

 

しかし、この状況でも私は冷静でした。「スタッフを呼んで鍵で開けてもらえばいいだろう。」と、飄々としておりました。

 

鍵穴から廊下の様子を覗きながらスタッフが通りかかるのを待ち、ドンドンとドアを叩きながらスタッフにヘルプする。

 

事態を把握したスタッフが部屋の外から開けてみようとするも開かないドア。

 

私がスタッフに「鍵持ってる?」と聞くも、どうやら持ってないらしい。(なんで?鍵穴あるのに?笑)

 

ドアの向こうからガチャガチャと何かが行われている物音、その結果ドアノブはこんな状態に。

 

取れた…。

 

ドアノブ

 

スタッフも頑張ってくれたのですが、お手上げ状態らしく「しばらく待ってろ」と言ってその場から去って行きました。
 
 
鍵があればどうにかなると思ってたんだけど、思いのほか大事件。
 
 
放置されてから40分後、再びスタッフが来てくれました。
 
 
ものすごい音と共に、なんとドアを破壊するという方法でオープン!
 

ドア

 

なんかごめん!!!!(本当にそれしか方法なかったん?鍵は!?)

 

無事脱出はできました。

 

他の部屋のドアはちゃんと閉まるみたいなので、たまたまこの部屋のフックだけ壊れていたようです。トラブルを呼ぶ私の引きの良さなのか…

 

その後、外出して戻って来た時にはドアは修理され、フックも直って開閉ができるようになっていました!

 

仕事が早い!

 

無事ドアも治ったし、コスパもいいし個人的にはオススメの宿なんです。(なんだかんだで6日間くらいお世話になった。)

 

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旅ではこういったハプニングもあるのです。結構笑える出来事でした。

 

 

 

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